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年収が低いは間違いだった!? 気になる美容師の「年収」は?

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年収が低いは間違いだった!? 気になる美容師の「年収」は?

年収が低いというイメージがある美容師ですが、実は一般のサラリーマンと比べても特別年収が低いわけではありません。
一般的な会社員と比べると立ち仕事になるので体力勝負ではありますが、歩合という制度があるので、頑張ったら頑張った分だけそれ相応の対価も得られるのです。
では、実際の美容師の平均収入は一体どのくらいなのでしょうか。
気になる年収と、カリスマ美容師になるためのキャリアアップの方法をご紹介していきます。

美容師の「平均年収」はいくらくらい?

華やかなイメージに憧れて、夢を抱いて美容師になったのに「朝早くから夜遅くまで仕事を頑張っているのに、収入が低い……」というお悩みをよく耳にしますよね。
仕事の内容がハードでお給料が低いとなると、将来のことを考えて不安になってしまうこともあるかもしれません。

実際、美容師の平均年収は「263万円(平成26年)」と決して収入が高いとは言えません。
月収にすると「21万円」で、ボーナスは「5万円」になり、業務の内容とお給料はなかなか比例してくれないのが現状です。(参考:年収ラボ「美容師の平均年収」http://nensyu-labo.com/sikaku_biyousi.htm

しかし、これはあくまでも平均年収についての話。アシスタントとスタイリストで年収が大きく変わるのも美容師の特徴です。一体どのくらい変わるものなのでしょうか。

収入アップとスタイリストを目指して!

美容師が薄給激務といわれているのには、修行時代のアシスタント時期があるからこそのイメージです。
アシスタントの時期は、見習い美容師として先輩のサポートやカット練習に励まなくてはなりません。いち早く一人前の美容師を目指すためにも、休みの日を返上して講習会や練習会に出向くアシスタントもたくさんいます。

個人差はありますが、一般的に美容師のアシスタント時代は約3年といわれています。
体力的にも仕事の内容的にも、辛いと感じる期間が何年か続きますが、このアシスタントの時期を耐えて一人前のスタイリストになることができれば、確実に仕事内容や生活は変わるのです。

スタイリストになるとお客様の髪をカットしたり、顧客がついたりと美容師のやりがいを実感することができ、帰宅時間が早まることもあるのでプライベートも充実します。

もちろん、アシスタント時代と比べると収入にも大きな差がつくのも特徴で、アシスタントの平均年収が約200万円前後に対して、スタイリストの平均年収は約300万円前後にまでアップします。いかに早くスタイリストへキャリアアップできるかが勝負です。

大きな夢を持って! アシスタント時代をどう過ごす?

美容師になるからには「カリスマ」と呼ばれるカッコいい美容師を目標としたいですよね。スタイリストの中でも特に高度な技術をもち、お客様からの指名数が多く高額な売り上げを出す人を「トップスタイリスト」と呼びます。

トップスタイリストになると、他のスタイリストよりカット料金が高く設定されたり、指名料金を別途で設定したりすることもでき、もちろん収入アップにもつながります。
美容師になるからには、お客様から強い信頼をおかれるトップスタイリストへのキャリアアップを目指しましょう。

キャリアアップのためにはコンテストやスタイルブックの作成、ヘアショーへの出場など、日常業務以外のことに挑戦することも大切です。
アシスタントの時期から自分の目指す道をしっかりと見据えて、チャレンジ精神を忘れずに挑戦し続けたいですね。

自らの手でお客様を直接笑顔にできる仕事は、そうそうありません。美容師という仕事は誰でもこなせるものではなく、とても誇りのある仕事です。
トップスタイリストの中には、年収が1000万円を超える人もいます。悲観的にならず、自信と熱意、向上心を持ってキャリアアップしていきましょう!

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